スカラーサブクエリ (SQL:14010)

Questions
SQLで問い合わせた結果、必ず1個しか答えを返さない問い合わせをスカラーサブクエリといいます。
 副問い合わせで利用する場合はスカラー副問い合わせ等と呼ばれます。。
 スカラーサブクエリを副問い合わせで利用するときはWhere区の評価が大なり小なりやinなどではなく=を利用するときですね。

 できれば、副問い合わせの中で、Limit 1 等、実行結果を必ず1個にしておいた方が安心かもしれません。
 このスカラーサブクエリですが、あまり使われないですが、From区の左側で利用することもできます。

例えば普通に世界人口のテーブルを表示してみたいと思います。
Select * From T_world Limit 5
 これを単純に縦に起こして
Select 
*
From T_world Limit 5
 アスタリスクからカラム名に、明示的に指定します。
Select 
 locid
,Code3
,pid
From T_world Limit 5
 この表示結果に関して、一番右側に日本の人口を追加してみましょう。(あまり意味がない)
※Appendixを開いてください。
Up:2021/08/29
Re:2021/09/09

Appendix
Click!
日本の人口は以下の流れで探します。

確実にわかっている情報で絞り込む※namaにjaが含まれる
Select * From T_world Where locname Like '%ja%'

   1行に絞り込むための情報をWhere区に指定する。
Select * From T_world Where locid='392'
 これで日本の人口は求められました。しかし、スカラーサブクエリは、これではだめです。
値が1個でなければならないルールがあるため、明示的に以下の通りカラムを指定しましょう。
Select t From T_world Where locid='392'
 以下の通り記載してみてください。
Select 
 locid
,Code3
,pid
,(Select t From T_world Where locid='392') as T
From T_world Limit 5
 試してみましたか?
 例が極端ですが、この書き方、意外と役立ちます。
 ちょっとだけ値を追加したい場合などかつ、固定値を入れられない場合など、この書き方で情報の補填ができるのは非常に魅力的です。※例題は本当に意味が無いです。
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